
現在、庄司美術館 モンミュゼ沼津で伊豆在住のアーティスト鈴木浩二さんの個展「点と白が織りなす光と影 鈴木浩二展」が開催中です。
白い円を幾何学的に配置した奥行きのある作品が特長で、陰影によって浮かび上がる姿は時によって表情を変えていきます。
6月29日(日)には、作家によるトークショーも開催されます。
今回の個展のみどころについて、庄司美術館 モンミュゼ沼津 松永さんよりコメントをいただきました。
モンミュゼ沼津(沼津市庄司美術館) 松永純さんより
鈴木浩二(すずき・こうじ)は、視覚芸術の境界を問い直すような表現で注目を集めました。 彼の作品には、色彩や形態に対してすでに成り立つ概念を解体し、再構築しようとする強い意志が宿っています。
本展では、点から線へ、線から面へ、そして立体へと展開する鈴木浩二の造形表現をどりながら、彼が追い続けてきた「光」と「白」の世界に触れることができます。構成された無数の棒が織りなす半的な立体作品群は、見る角度や光の当たり方によってその表情を瞬間的に変え、静かに動き出すかのような視覚体験をもたらします。瞬間移ろう光と影のあいだに生まれ、繊細な気配のゆらぎを体感してください。


点と白が織りなす光と影 鈴木浩二展
会期:2025年6月7日(土)〜8月3日(日)10:00〜17:00(入館は16:30まで)
会場:庄司美術館 モンミュゼ沼津(静岡県沼津市本字下一丁田900番地の1)
休館日:6月30日、7月7日、14日、22日、28日
入館料:大人 200円/小中学生 100円
企画・主催:沼津市庄司美術館(モンミュゼ沼津)
※トークイベントは6月29日(日)14:00開始。予約不要
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