On Ridgeline で毎月の営業スケジュールを紹介している沼津市のノリさんのカキ氷。
ベースである古着店PiLOTでの営業はもちろん、静岡県内各地のイベント出店と、さまざまな情報の集まる沼津の拠点でもあります。
昨年は テイクアウトもできる「アイスノリペチーノ」の通販、さらに沼津発リブランディング塾(以下、リブ塾)に参加するなど、大きな動きがありました。
今回、On Ridgelineとして店主のアキヤマ ヒロノリさん(以下、ノリさん)から、2021年夏のノリさんのカキ氷についてお話を聞きました。
人の手で薄く繊細に削られた氷の上に、沼津特産の寿太郎みかんや、江間の紅ほっぺ、沼津の抹茶に、藤枝のほうじ茶…などなど。静岡県産の素材でつくられたソースやジュレが惜しみなく使われています。
毎回、注文の順番が回ってきても…ひとつにしぼれない、けれど、実はどれを選んでも正解!で、間違いなくおいしいノリさんのカキ氷。
今年のオススメメニューについてノリさんに聞きました。
ノリさん 「江間の生産者さんとつながり、今年は江間産の紅ほっぺをたくさん仕入れることができました。おいしい苺ソースができたので、ぜひ食べてほしいです。
昨年に引き続き、お持ち帰り用アイスノリペチーノにも力を入れています。今年のオススメは、キャンプやBBQのクーラーボックスに保冷剤としてアイスノリペチーノを使うのを推していきたい。
キャンプ場に着く頃がノリペチーノの食べ頃で、そのままでも、ミルクを注いでデザート感覚、アルコールを入れてカクテル感覚でも楽しめます」
昨年には沼津市が主催するリブ塾に事業者として参加。リブランディングに挑戦したい事業者(ノリさんのカキ氷)と、ブランディングを学んだ高校生〜40代の8人のサポーターが一緒になって、約半年間かけて事業のブランディングや事業の改善点について考え、事業者が実践していけるプランをみんなで考え、提案するプロジェクトに参加しました。
ノリさん 「リブ塾でみなさんにたくさんのアイデアをもらいました。カキ氷をイメージした名刺やノボリ、オリジナルテントの製作、TwitterやBoxFreshなどのSNSを始めるとか。
いただいたアイデアは、少しずつ実現していきたいと思っています。古着屋をはじめて二十数年、人の意見はなんでも受け入れるスタイルできたんで、失敗してもいいから実践していこうと思います」
ほかにも、「お客さんの注文に合わせてカップのラベルを選びたい」という女性スタッフの意見も取り入れ、全10種類のラベルをメニューやお客さんのオーダーに合わせてセレクトすることにも挑戦するそうです。
また、新たに登場したオリジナルグッズ「メリーさんの保冷バッグ」、オリジナルTシャツも販売中。猫のメリーさんがノリさんのカキ氷をてっぺんからかぶりつくイラストが印象的な保冷バッグは、2Lペットボトル6本が入る大きめサイズ。アイスノリペチーノなら余裕で16個は持ち帰れるサイズです。普段の買い物バッグとしても使いやすそうです。
また、新たな挑戦として予約制の「カキ氷ワークショップ」もはじまりました。事前にメール・DM・電話で連絡すれば、自分でノリさんのカキ氷がつくれます。
所要時間は30分〜1時間程度。ノリさんの話が聞けて「やめて」という指示が理解できる年齢から体験できます。費用はカキ氷の代金のみ。
体験してみて感じたのは、使っているシロップの量とバランス、素材へのこだわりなど、計算されたバランスだということを知りました。
より深く、マニアックに、カキ氷を楽しみたい方、
ノリさんの楽しいトークをじっくり聞きたい方にはオススメです。
[ノリさんのカキ氷/PiLOT]
〒410-0883 静岡県沼津市大門町17
ワークショップ:ノリさんの「やめて」が理解できて行動できる子から参加可能。
ワークショップ費用:カキ氷の料金のみ
Official:Official Web / Instagram / Facebook
※ アイスノリペチーノは全国発送が可能です。DMより注文可能。