こんにちは。
沼津の小さなアトリエにて、アメリカから買い付けたビンテージのウエディングドレスのレンタルと、レストランウエディングなどのウエディングプロデュースをしております、”PiLOT WEDDING”の秋山ヤスミと申します。
この度、OnRidgelineさんからのお話でコラムを書かせていただくことになりました。
皆さまにはまだ馴染みの少ない”自由ウエディング”について書いていこうと思っております。
どうぞよろしくお願い致します。
1997年から夫婦でスタートした古着屋PiLOT。
ここに通ってくれる女の子達から依頼されるようになり、PiLOT WEDDINGが始まりました。
「牧場で結婚式をするからドレスを買い付けて欲しい」 ふむふむ。
「三島のカフェで結婚式をしたい」 ふむふむ。
「旦那さんのオーダースーツが欲しい」 ふむふむ。
「自分のお店でパーティーをしたい」 ふむふむ。
十人十色。百人百色。個性豊かなリクエストの新郎新婦のお手伝いをし、
幸福満ちた2人の笑顔を見る喜びは、他に言い表せない贅沢な達成感となり、
次の2人へ繋ぐバトンとなります。
そんなある日、私自身がしたい結婚式をしていないことに気がつきました。
(理由を述べると長くなるので書きませんが、だいたいの方が結婚式場で感じるモノです)
みんなを幸せにしてるのに、自分を幸せにしていないなんて!
それでウエディングプロデューサーって、胸張って言えるの?
ちょうど結婚20周年の同じ日に昔のトラウマを流すべく、新しい結婚式のプロジェクト開始です。
ルールは
- 楽しい思い出にすること
- 自分達らしい場所と気軽さ
- 持っているモノを使う
まずは、その時お手伝いしていた、沼津市役所の沼津ウエディングの企画にのり、家からも近くて、大好きな狩野川の風のテラスを式場決定。
夫の衣装はクローゼットの中からシャツとパンツを選び、私は自分のドレス達の中から1着チョイス。
ブーケとブートニアは自分の手作りで。ヘアメイクはお友達の美容師さんに、カメラマンも友達にお願いして準備OK。
招待状はなんと!Twitterにてお知らせのみ。
以上!
4月19日。美容室で仕度して、2人で狩野川へ向かい驚きました。
20人ほどの友人達、しかもうちのウエディングの花嫁さん達まで待っていてくれたのです。
川面も美しい青空の中、大好きな場所で、みんなに見守られながら、市役所の方たちの仕切りで結婚式を行うことが出来ました。
華やかさとは少し違う、自分達らしい素朴で温かい時間が持てたこと。次の人生に向きあいながら、少しわくわくする勇気になりました。
楽しい撮影もして、友達のお店で2人で記念のディナーを食べて家に戻り、
「 これかぁ…。この気持ちか… 」
結婚式をした新郎新婦の気持ちにまた戻れたことが嬉しくて、思わず声が出てしまいました。
この幸せを忘れないまま、また新しいオーダーウエディングに応えていこうと思っております。
皆さま。ぜひ、ウエディングの事なら何でもご相談下さいね。
楽しい思い出一緒に作りましょう。
秋山ヤスミ
PiLOT ordermaid wedding
小さな結婚式プロデュースとアメリカヴィンテージウェディングドレスレンタル
営業時間:10:00 〜20:00(予約制)
住所:静岡県沼津市大門町18番地
Official:Web/Instagram/Twitter