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短かった夏が終わり、暦の上では秋なのですがまだまだ残暑厳しいですね。
とはいえもう浴衣じゃなくてやっぱり季節は先取りしたい。
この時期に着る着物は単衣(裏のない着物)という着物になるのですが、私は時々セオα(ポリエステルでとてもサラサラしているのです)という生地の浴衣に長襦袢を着て着物風にして着たりしています。
さて、着物を着るときには色々な小物が必要です。着物、帯はもちろん、帯揚げ、帯締め、帯留め、足袋に草履などなどなど。
なかでも大好きなアイテムが帯留めです。帯留めは帯締めに通して見せるブローチのようなアクセサリーです。
だいたいその日のお出かけする場所や雰囲気などで選びますが、ただ単にこの帯留めを着けたい!って時もあります。
帯留めは裏に帯締めを通す金具がついているのですが、ヘアアクセサリーやブローチでも帯留めとして使ったりします。
最近気に入っているのは、コロナ禍で有名になった妖怪の「アマビエ」をモチーフにした帯留め兼ブローチ。こちらは、神奈川県在住のSuieさんというアクセサリー作家さんにオーダーで作ってもらいました。洋服にも着物にも付けられるようにいつも2wayで作ってもらうのでとても重宝しています。
もう一つは、小山町在住のkaco.さん。
アラブ音楽のライブへ行った時に、イベント用に作られた「ウード」という楽器のブローチを見つけました。
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2人ともとても好きな作家さんなので、イベントで見るたびに増えてしまい、いつの間にかコレクションになってきました。
ちょっと地味な着物や帯でも、帯留め一つでインパクトのあるコーディネートになるので私にとっては欠かせないアイテムです。
そして、これから秋のコーディネイトに合わせるのを考えるのが楽しみです。
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文 中川泰子
裾野市内で開催されるマルシェやイベントで「すその一箱古本市」主催。
屋号「ぞうさん書店」で各地イベント古本市に出店。たまに着物で出店しています。
趣味:映画は映画館で見る派