[長泉]ヴァンジ彫刻庭園美術館「センス・オブ・ワンダー もうひとつの庭へ」

テリ・ワイフェンバック《Centers of Gravity》より  2017年
© Terri Weifenbach

海洋生物学者のレイチェル・カーソン(1907-1964)は、遺作となった『センス・オブ・ワンダー』の中で、子ども時代からの自然との関わりにおいて、「センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性」を持つことの大切さを説いています。

また、現代を生きる美術作家たちも澄んだ眼差しと繊細な好奇心を持ち、作品づくりに挑んでいます。

現在、ヴァンジ彫刻庭園美術館で開催中の企画展「センス・オブ・ワンダー もうひとつの庭へ」では、私たちと同時代を生きる作家7名が、日頃私たちが見落としてしまっている大切な”何か”を視覚化した作品を展示しています。

絵画、彫刻、写真、映像による作品がつくりだす、もうひとつの庭。
作家たちの作品を通して、自然とのかかわり方、豊かな出会い、対話を実現してみませんか。

クリスティアーネ・レーア《小さな塊》2015 年
Photo: Kenji Takahashi  © Christiane Löhr
杉戸洋《untitled-21》2006 年 
© Hiroshi Sugito

『センス・オブ・ワンダー もうひとつの庭へ』展覧会カタログ
展覧会出展作家7名の作品17点のほか、『センス・オブ・ワンダー』の日本語訳者である上遠恵子氏(レイチェル・カーソン日本協会会長)の書き下ろしテキストを収録。
クレマチスの丘にある「NOHARA BOOKS」店内ほか、オンラインショップでも購入可能です。
価格:1,320円(税込)
発行:ヴァンジ彫刻庭園美術館
刊行日:2020年6月12日

[センス・オブ・ワンダー もうひとつの庭へ]
会期:2020年3月20日(金・祝)〜10月31日(土)
会場:ヴァンジ彫刻庭園美術館(〒411-0931静岡県長泉町東野クレマチスの丘347-1
開館時間:[4月〜8月]10:00〜18:00[9・10月]〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:水曜日(祝休日の場合は翌日休、GW、年末年始期間中は公式Webでお知らせ)
入館料:大人 1,200 円/高・大学生 800 円/中学生以下無料
参加作家:杉戸洋、須藤由希子、ロゼリネ・ルドヴィコ、クリスティアーネ・レーア、須田悦弘、川内倫子、テリ・ワイフェンバック
連絡先:055-989-8787
Web

[クレマチスの丘]
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