[長泉]「没後20年 ベルナール・ビュフェ 或る画家の航海」展

《ニューヨーク マンハッタン》 油彩 1958 年

私は大海原を航海する一隻の小舟のようなもの。波は繰り返し押し寄せて来る。
その波間を縫ってなんとか舵を取っているのです。
波にもまれながら進んでいるのです。

ベルナール・ビュフェ

ナチスの占領から解放され、第二次世界大戦が終結してまもなくのフランスで、無口な青年画家ベルナール・ビュフェの絵が注目を集めました。

ビュフェの表現は、戦争の痛み、その時代の現実を描き出したとされ、当時の若者の心をとらえた「実存主義」「不条理」といった思想とも重ねられ、
彼の作品はまさに時代を切り取り描いたものとして人々の共感を呼び、瞬く間に時代のアイコンとなりました。

現在、ベルナール・ビュフェ美術館で開催中の企画展では、初期から晩年まで、幅広い年代にわたる100点を超えるビュフェ作品と時代を知る資料が展示されています。

社会の分断が報じられ、大きな変化が求められている今、
あらためてビュフェの作品と向き合う時が来ているのではないでしょうか。

《自画像》 油彩 1958 年
《二つのテーブル》 油彩 1950 年

ベルナール・ビュフェ美術館

また、別館企画展示室では、企画展「版画家 ベルナール・ビュフェ」が開催中です。
現在、カフェ&ショップTREEHOUSEも営業中ですが、ビュフェこども美術館は、コロナウイルス感染防止の一環として一時休館中ですので、ご注意ください。

[没後20年 ベルナール・ビュフェ 或る画家の航海 展]
会期:2019年10月5日(土)〜 2020年10月4日(日)
会場:ベルナール・ビュフェ美術館(〒411-0931 静岡県長泉町東野クレマチスの丘 515-57
連絡先:055-986-1300
開館時間:[4月〜8月]10:00〜18:00[9月〜10月]10:00〜17:00
入館料:一般 1,000 円/高・大学生 500 円/中学生以下無料
休館日:水曜日(8月6日〜18日まで全日開館。状況により変更の可能性があります。その場合は、公式Webでお知らせします)
Web
[ベルナール・ビュフェ (1928〜1999)]
パリ生まれ、戦後具象画の代表的作家。
研ぎ澄まされた線によるその虚飾を廃した人物描写は、当時の若者
に多大な影響を及ぼしたサルトルの実存主義やカミュの不条理の
思想の具現化として映り、国内外にビュフェ旋風を巻き起こした。
[クレマチスの丘]
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