growbooksのそろそろ6冊( 14)

かつて富士市にあった、今は店舗を持たない本屋growbooksによる“最近入荷した6冊”


〈書籍〉“処女の価値”は日本の鏡。酒井順子『処女の道程』入荷しましたー!
処女をめぐって庶民偉人も大激論!
処女と貞操。
1200年の歴史から女性の地位、モラル、社会の空気の変遷までもあぶり出す、刺激的な“性のクロニクル”

酒井順子 著『処女の道程』 新潮社 刊


〈書籍〉ストレス、体の疲れ、人間関係の悩みetc…嗚呼、無心になりたい…。辛酸なめ子『無心セラピー』入荷しましたー!
SNS断ち、CBD体験から運転音痴のスポーツ習慣、ゆるベジタリアンライフまで、
読めば心と体が軽くなる“いたわり”エッセイ

辛酸なめ子  『無心セラピー』 双葉社


〈書籍〉労働讃歌!爪切男『働きアリに花束を』入荷しましたー!
“こんな町出ていったるわ!”
オヤジに啖呵を切り、
地元を飛び出した青年は、上京するなり働いた。
居酒屋、交通量調査、ビル清掃、イベント会場設営、墓参り代行etc…
そこにはまさかの出会いと事件が待っていた。
“愛すべきクズ”たちと“不器用なオヤジ”に捧げる泣き笑いの勤労エピソード62本

爪切男 著『働きアリに花束を』扶桑社 刊


〈書籍〉おじさんの振り見て我が振り直せ。鈴木涼美 『ニッポンのおじさん』入荷しましたー!
好きだけど寝たくないとか、
嫌いだけど使えるとか、
軽蔑してるけどそそる声だとか、
尊敬してるけど一緒にいたくないとか…
そういう複雑系の中でおじさんたちを見ていると、単純な善意も優劣も多面的で、一度悪者や善人に認識した者も、結構簡単に揺らぐ。
そしてその、正しさが常に揺らいでいる、ということが、圧倒的に正しい!
政治、芸能、人文、ビジネス。
各界のおじさんと、彼らを取り巻く社会の動き、そしてそれを語る女たちをも丸裸に。
古典からポップまで数多の文学とカルチャーを紐解きながら批評した、新しく清々しい男女論!

鈴木涼美 著『ニッポンのおじさん』KADOKAWA 刊


〈書籍〉彼ら彼女たち、かつての群衆は驚くほど前衛的! 平山亜佐子『戦前尖端語辞典』入荷しましたー!
どんなおじいちゃんおばあちゃんにも、ヤンキーギャルだった時代がある。
戦前の流行・風俗がありありと立ち上がる285語収録の豊かな発想に溢れた言葉の源泉辞典

平山亜佐子 著 山田参助 画『戦前尖端語辞典』左右社 刊


〈書籍〉時代は王子様よりおじ様辛酸なめ子『電車のおじさん』入荷しましたー!
JR御茶ノ水駅でOL・玉恵おじさんと運命的な出会い。
玉恵のストーキングから始まったふたりの恋の終着駅は…?
妄想界の最高顧問 辛酸なめ子がついに解禁!
リアルな恋愛を凌駕し、暴走の妄想に溢れたプラトニックラブストーリー
枯れた枝ほど味がある!
この観察眼恐るべし!

辛酸なめ子 著『電車のおじさん』小学館  刊

growbooksの近況

4年前に解体した本棚を懐かしみながら組み立て中〜


growbooks

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