[小山町]「創作ボードゲームをつくろう」ワークショップレポート

多世代交流サークル「おやまるおやま」って?

多世代交流サークル「おやまるおやま」ロゴ

2020年9月21日敬老の日、小山町健康福祉会館にて小中学生を対象にした 「創作ボードゲームをつくろう」ワークショップが開催されました。

このイベントは、小山町多世代交流サークル「おやまるおやま」が企画して います。もっと言えば、おやまるおやまメンバーである子どもたちの“やりた いこと”を、大人の力を結集して実現させたワークショップなのです。 

多世代交流サークル「おやまるおやま」とは? 

自ら考えたことをカタチにすることを目的としたサークルとして、2020年に発足。小山町で暮らす家族が参加しています。 大人が考えた子どものためのプログラムではなく、子どもたち自身が「小山町活性化につながること」を考えて企画します。子どもたちが主役のサークルで、大人は企画実現のためのお手伝いをします。 

「おやまるおやま」は、2020年に発足したばかりですが、今年の5月には休校期間中に毎週金曜みんなでビデオチャットをつないでラジオ体操を行う 「小山でラジオ体操」を開催するなど、オンラインイベントを中心に活動してきました。

そして、今回の「創作ボードゲームをつくろう」ワークショップは、5月下旬 にサークルのメンバーである子どもたちから「学校も習い事もお休みでたい くつ。家族と一緒に家にいる時間が長いから、みんなで楽しめるゲームが作りたい」という言葉からスタートしました。

休校期間中の子どもたちの体験から企画スタート

今回、子どもや社会人向けのワークショップを開催しているアナログゲーム制作会社ドロッセルマイヤーズの渡辺範輝さんにお願いすることになったそ うです。 通常のワークショップで重要なのが、参加者の年齢層のほか、「どういう目 的のゲームを作るか?」ということ。
ゲームを通じて協調性を育てたいのか、仲良くなりたいのか、ただ楽しければいいのか…など。 そのあたりを、企画発案者である小学生メンバーに秋田さんが聞いたところ、「友達となかなか会って遊べないからこそ、みんなで笑って楽しめるゲームがやりたい!」という要望が上がりました。
つまり、今回のミッションは「年齢や世代関係なく、みんなが笑って楽しい ゲームを作ること」に決定しました。 その結果を渡辺さんに伝え、今回は「ナンバーワンダフル」のカスタマイズ を行うことに決定しました。 

さて、ここまでの前置きが長くなりましたが、いよいよワークショップ開始です。 

ナンバーワンダフルでオリジナルaゲームを考えよう!

受付で検温・手指消毒を終えた参加者たちは、ソーシャルディスタンスを守 りながら、3つのグループ(山・川・風)に分かれて座ります。
おやまるおやま実行委員のメンバーによるワークショップのはじまりの挨拶の後、 続いて、講師であるドロッセルマイヤーズの渡辺さんからゲームの説明があ ります。 渡辺さんから「好きなゲームはなんですか?」の質問に、会場からは「オセロ!」「おばけキャッチ!」と、休校中に遊んだアナログゲームの名前が出てきました。 

実行委員会のあいさつでワークショップがスタート 
ナンバーワンダフルについて説明する渡辺さん 

これまで社会人向けから子どもまで、いろいろなオーダーでワークショップ を実現してきた渡辺さんも、完全オンラインでの開催は初めてだそうです。
最初の一歩は、ナンバーワンダフルで遊ぶこと。まずは遊びながらゲームの基本ルールや特徴を学びます。 

ナンバーワンダフルってどんなゲーム? 

「ナンバーワンダフル」ーそれは、全宇宙総合競技大会コズミンピック優勝 者にのみ与えられる、宇宙最高の称号である。 運、思考、クイズ、大喜利、アクション、お絵描き、買い物、悩み相談…… 今大会ではなんと、55種ものアナログ競技=aスポーツが君たちの挑戦を 待っている! 超かんたんルールで、誰でも、何人でも、何分でも、ゆる熱いバトルが楽し めます!
(公式サイトより) 

aスポーツの内容の一例

  • 今みんなが食べたい料理を言った人が勝ちの「どっちの料理」対決
  • 適当に検索した星座占いで上位の人が勝ちの「星座占いランキング」対決
  • 口笛を吹いてみてうまい人が勝ちの「口笛」対決
  • 風邪ひかなそうと周囲に思われた人が勝ちの「風邪ひかなそう」対決 
参考 新作『ナンバーワンダフル』ドロッセルマイヤーズ/note
ナンバーワンダフルオリジナルカード 

こちらがナンバーワンダフルで使用するカードです。イラストは『MOTHER2』のキャラクターデザインでおなじみの大山功一氏 によるもの。

可愛らしい円形のカードには、スピード、全員参加、クイズ、パワー、運命、感覚、アート、雰囲気、 テクニック、経験とジャンルごと11つに分類されていて、それをチャレンジャーが選びます。その裏にくわしい対決内容が書いてあるので、チャンピオンチャレンジャーが対決。その他のプレイヤーは審判として活躍します。
ナンバーワンダフルに登場するaスポーツの特徴は、「うろおぼえスケッチ」、「数字20桁記憶」、「紙やぶりロング対決」など「ここにあるもので、今すぐできる」こと。道具や場所に関わらず、年齢性別も関係なく楽しめる内容になっています。

続いて、渡辺さんからaゲームを作るにあたってのポイントについて説明がありました。

aゲーム制作のポイント

  1. 今すぐできるもの
  2. 誰でも「勝てるかもしれない」と思えるもの
  3. わかりやすくルールを書く
「紙やぶりロング対決」の様子 
「うろおぼえスケッチ」でハシビロコウを描く 
審判によるハシビロコウのジャッジ 

つづいて約15分で、チームごとに新しいaゲームをつくります。
思いついたゲーム内容を当てはまるジャンルのカードに書くチーム、ジャンルを選択してからゲームを考えるチーム…作り方はさまざまです。
それぞれのチームに所属する大人たちがファシリテーターとして活躍。渡辺さんも、モニターを通じて様子を伺いながら各チームへアドバイスを伝えます。 この短時間で、山チームは25枚川チームは12枚風チームは32枚のaゲー ムが完成。続いて、作ったばかりのカードを使って実践です。  

「おやまるおやま」メンバーのイラストを使ったオリジナルカー ド。
デザインは小山町在住のkaco.さん 
今回のワークショップのために制作した10種類の「おやまるおやまオリジナルカード」 

子どもたちが考えた新しいaゲーム

  • 一番あほっぽい声を出す対決
  • 紙ヒコーキ対決
  • ひと筆書き対決
  • 3秒でたくさん数字を書く対決
  • おもしろいおじさんの顔対決
  • 知っているTik Toker数対決 など 

通常のワークショップなら、この後さらにブラッシュアップして、新しいaスポーツを制作するのですが…この段階で、みなさんかなり疲れた様子。
新しいゲームを考えるのは、想像以上に頭と体力を使うようです。 急遽、みんなが作ったオリジナルゲームについて振り返りながらワークショップも閉会へ。

オリジナルゲーム作りを終えて

渡辺さんから参加した子供たちへ「今日体験してもらってゲームをつくるのは簡単にできることがわかったと思います。オリジナルの遊びを考えられる人になれば、おもちゃやスマホ、テレビがなくても、どんな時でも暇な時間はなくなります。どんな時でもおもしろくできる人になれば、人生が楽しくなります」とメッセージが贈られました。
参加した子どもからは「自分でゲームをつくってみたくて企画したけれど、 こんなシンプルなゲームでも作るのは大変なんだと思いました」という感想も。

オリジナルのナンバーワンダフルカードがあれば、これからも家で、学校 で、友達や家族と一緒にオリジナルゲームが作れそうです。 アイデア次第で遊びは生み出せる、退屈な時間も自分次第でおもしろくできることを学ぶ機会になりました。 

[ドロッセルマイヤーズ×おやまるおやま 創作ボードゲームをつくろう]
日時:2020年9月21日(月・祝)13:00~16:00
場所:小山町健康福祉会館(〒410-1311 静岡県駿東郡小山町小山75- 7
対象:小学生高学年~中学生
参加費:無料
主催:小山町多世代交流サークル おやまるおやま 
Official:InstagramFacebook

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