展示方法は、「郵送」
「想像する展覧会〜HARAIZUMI ART DAY! 2020 不完全性〜」
完成された作品は届かない
移動せずに鑑賞できる
前代未聞の「展覧会」です。
フライヤーに大きく書かれた、展覧会のキャッチコピーとは思えない言葉。そんな謎多きアートプロジェクトが、7月下旬より始動します。
展覧会のタイトルは「想像する展覧会〜HARAIZUMI ART DAY! 2020 不完全性〜」。
このプロジェクトを仕掛けるのは、掛川市の原泉地区で2018年から活動している原泉アートプロジェクトです。
応募締め切りだった7月26日を待たずに、先着100名が即座に埋まってしまいました。
その状況を受けて、現在、7月19日まで追加募集(定員30名)を行っています。
参考 想像する展覧会 〜HARAIZUMI ART DAYS! 2020 不完全性〜Peatix
Webサイトによると、
①展示は、郵送により行います(計4回・月に1回)
原泉アートプロジェクト公式Web
②完成された作品は届きません。あくまで、展示作品を「想像する」展覧会です。
③移動せずに展覧会に参加することができます。(日本全国どこからでも参加可能)
④静岡県掛川市原泉地区で開催される「原泉アートデイズ!2020(10/15〜11/15開催)」と対になって開催いたします。
つまり、7月から月に一度全4回 “何か” が郵送されて届くらしい。それ、そのものは完成した作品ではないけれど、鑑賞者に作品のアイデアや制作過程を想像させる“何か”らしい。
つまり、郵送される“何か”について4カ月もの間、思いを馳せ、思考し続けるという、これまでにない鑑賞体験ができるようです。
そして、この「想像する展覧会」と対になっているのが、10月15日から始まる「原泉アートデイズ!2020」です。こちらは、アーティストが滞在制作を行うアーティストインレジデンスによるプロジェクトであり、制作プロセスも含めて「作品」として考えられています。
「想像する展覧会」だけでも展覧会として成立しているけれど、
リアルな展示の「原泉アートデイズ!2020」と対になって、
互いに補い合いながら開催される…とのこと。
いまだ全容がつかめませんが、とにかく注目のアートイベントです。
申込み期間:7月11日(土)〜7月19日(日)
定員:30名(抽選)
料金:自由(ドネーション制〉
申込み:Peatix専用ページ
参加アーティスト:中瀬千恵⼦(Japan/絵画)、北⾒美佳(Japan/絵画)、野々上聡⼈(Japan/造形・絵画)、⽔⼾部春菜(Japan/絵画)、鉾井喬(Japan/造形)、ソノノチ(Japan/演劇・パフォーマンス)、Haniel Wides(USA/造形)、安藝悟(Japan/⾳読・パフォーマンス)、下⽥実來(Japan/絵画)、Robin Owings(USA/インスタレーション)、kiritsuaiko(Japan/goods 制作)、Celeste Amparo Pfau(USA/インスタレーション)
主催:原泉アートプロジェクト
Official:Web/Instagram/Facebook