写真家・鈴木竜一朗さん愛用の大判カメラ、4×5(シノゴ)、8×10(エイト・バイ・テン)に触れながら、撮影のデモンストレーションを行い、昔のフィルムカメラについて学びます。
大判カメラというようにフィルムそのもののサイズが大きく、
4×5(シノゴ)で100mm × 125mm(だいたいハガキサイズ)
8×10(エイト・バイ・テン)となると200mm×250mm(ほぼA4サイズ)になります。
ごく一般的なフィルムサイズは幅35mmなので、当時のフィルムカメラを使っていた方なら、その大きさの違いがわかるはず。しかし、フィルムが大きくなるとどんな変化があるのでしょう?
ワークショップで使用するカメラは、今も鈴木さんが作品制作で使っている現役のカメラです。高性能なデジカメが浸透するなかで、今も大判カメラを使っているのはなぜでしょうか?
ただアンティークだから、珍しいからではなく、そこには選んだ理由があります。
実際に鈴木竜一朗さんが大判カメラを使って撮影した作品を見ながら、デジカメにはないフィルムカメラの魅力を学びます。
大判カメラのフィルムそのものが希少で珍しいもののため、フィルムを使った撮影はできませんが、天気がよければ屋外に出て大判カメラのレンズから見える世界をスマートフォンを使った疑似撮影ができます。
また、会場が百年住宅ということで100年前の写真原版も持参いただけるそうです。
故きをたずねて新しきを知る、そんなワークショップです!
講師プロフィール
鈴木竜一朗
写真家。御殿場市在住。 近年はパフォーミングアーツにおける写真のふるまいに興味があり、2022年にはアーティストの 清水美帆と共同制作した演劇作品『夢をみる前に』(城崎国際アートセンター)を上演。2023年 7月にはタイ北部ダーンサーイにて演劇作品『Whispering Blue』(ナッタモン・プレームサムラ ン、石神夏希による共同制作)に写真家のリュウ役で出演するなど、ジャンルを超えた活動を行う。
【ワークショップ詳細】
開始時刻:10:00/11:30
料金:無料 定員:各回5名
講師:鈴木竜一朗